NIPT(新型出生前診断)とは、母体の血液からお腹の中の赤ちゃんの染色体異常を調べる検査です。21,18,13番染色体トリソミーなどダウン症などの染色体異常のリスクを評価します。
しかし確定診断ではなく、異常が見つかった場合は、精密検査をする必要があります。こちらの記事ではNIPT(新型出生前診断)で有名な愛育クリニック(愛育病院)のレポートを紹介します。
また、NIPTを受けるにあたり、愛育クリニック以外に検討していたクリニックの紹介もしてますのでぜひ参考にしてみてください✨
NIPT(新型出生前診断)とは
NIPT(新型出生前診断)は妊婦の血液を使用し、胎児の遺伝子情報を得る検査方法です。母体血胎児染色体検査とも呼ばれています。21番染色体トリソミー(ダウン症候群)、18番染色体トリソミー(エドワーズ症候群)、13番染色体トリソミー(パトウ症候群)の染色体異常が分かります。
そのほか、施設によっては全染色体部分欠失・重複および、微小欠失、常染色体、劣性遺伝などが分かる場合もあります。
愛育クリニックのNIPTの特徴
愛育クリニック(愛育病院)は日本医学会が認める認定施設です。染色体異常は、21番染色体トリソミー(ダウン症候群)、18番染色体トリソミー(エドワーズ症候群)、13番染色体トリソミー(パトウ症候群)の3つのみです。性別は教えてもらえません。
妊娠9~18週の全妊婦さんが受診可能、セットとして胎児ドック(精密胎児超音波検査)プラスできます。(同日でも後日でも可)
結果は、郵送で送付後、結果カウンセリング(来院またはLINE電話)で詳細を聞くようになっています。
愛育クリニックのNIPT(新型出生前診断)+胎児ドックレポ
愛育クリニックの胎児ドックのお勧め期間は妊娠12~13週ということで、12週5日で受診しました。
愛育クリニックのNIPT+胎児ドックの予約は早めに!
予約は事前に公式HPより必要事項を入力します。NIPTよりも胎児ドックの方が予約枠が少ないため、早めにチェックして日程を押さえておくのがおすすめです。
愛育クリニックへの到着は余裕をもって!
愛育クリニックは広尾駅から少し離れており、登坂もあるので早めに到着するように調整しましょう。
ぎりぎりに着いて焦っている人が何人かいました💦
(1)正面玄関横の機械で受付
正面玄関の入口を入って、すぐ右に受付機があります。そこで事前メールに記載されている診察券番号を入力。受付機から出てきたレシート用紙を、置いてあるファイルに挟みます。
(2)総合受付
受付機の左側に対人の総合受付があり、「初診の方はこちら」と記載があるので、ファイルごと入れます。
すぐに呼ばれて、簡単にどこへ行くかの施設案内をされます。
(3)エレベーターで移動
エレベーターで2階に上がり、降りてから右手にある超音波室前に行くと写真のような机があります。案内に沿って下記を行い、ソファーで待ちます。
- 結果返送用封筒に住所と名前を記入
- 同意書にサイン、QRコードから申込みの入力
完全予約制のため、ほとんど人はいません!
(4)胎児ドック開始
予約時間ぴったりに呼ばれて、超音波室に入ります。ベッドに横になり、すぐにエコー開始しました。
看護師さんは居らず、先生と1対1ということもあって診察室のドアは開けられていました。奥まった部屋のため前に人が通る心配はないかと思います。(旦那さんと一緒に受ける方はドアは閉まっているかもしれません)
- 頭、身体の長さ
- 心臓の内部、血流
- 脳
- 背骨
- 内臓
- NT
- 手の指の数(足の指は週数的にまだ分からず)
- 顔の目鼻口
- 角度による性別(ちょっとわかりにくくて多分とのこと)
だいたい25分ほど詳しく見てもらいました!
ここが〇〇です~等の説明をしながら進めてくれます。
エコー後に、今の数週で見れる箇所はすべて見て問題ないことを伝えられました。
(5)遺伝カウンセリング
エコーが終わったら遺伝カウンセリングに向かいます。事前に登録した内容をもとに遺伝カウンセラーさんとの面談を行います。
面談は、NIPT検査についての説明が主な内容となっています。また結果連絡についての説明もここで受けます。
本当に受ける必要があるのか?等、聞かれるのかと思っていました🤣
(6)採血
説明が終わったら採血を行います。ここでは看護師さんから採血をしてもらうのみです。ファイルを渡されて、1階の総合受付に行くように言われます。
(7)総合受付で会計
総合受付にファイルを出し、アナウンスがあったら横にある精算機にて会計を行い終了です。会計は予定通りの金額でプラスになることはありませんでした。
受付から会計まで1時間20分程度かかりました。
(8)結果はメールまたは電話
結果は4~5日後に陰性であればメール、陽性や再検査の場合には電話が来るとのことでした。メールが来たら、オンライン診療の予約をとります。その翌々日頃に郵送での結果が届いていました。
私の場合、3日後に「NIPTの結果が出ました。診療予約をしてください」といった内容のメールが届きました。
(9)結果説明
私はオンラインのビデオ診療を選びました。予約時間が近づき、LINE通話にて電話がかかってきました。結果報告と単位の説明などをされ、5分以内には終わりました。
NIPT(新型出生前診断)が受けられるおすすめクリニックを紹介
今回NIPTを受けたのは愛育クリニックですが、受けるにあたりたくさん調べた中でおすすめのクリニックを紹介します。
NIPT平石クリニック
全国各地で検査を実施しており(提携院含み80か所)、妊娠初期から受けられます。満足度6年連続95%以上の検査クリニック。院長の平石貴久医師は2021年放送のフジテレビ『ホンマでっか!?TV』に出生前診断評論家として出演している有名な方です。
NIPT平石クリニック 新型出生前診断(NIPT)NIPT平石クリニックのオススメポイント
- 妊娠6週目の早期から検査可能(大体の検査期間は9週以降)
- 1回分の費用で妊娠6週からと9週からの2回の検査ができる
- 検査結果は最短3日で届く
- 検査で陽性の場合、その後の確定検査(羊水検査や絨毛検査)の費用を全額負担
- 認定遺伝カウンセラーが在籍。検査前後に何度も無料で電話相談できる
青山ラジュボークリニック
13、18、21トリソミーが検査できるミニマムプランは国内最安値。最短2日で検査結果が分かります。
新型出生前診断(NIPT) 青山ラジュボークリニック青山ラジュボークリニックのオススメポイント
- ミニマムプランは国内最安値でその他プランも低価格
- 妊娠6週目の早期から検査可能(大体の検査期間は9週以降)
- 検査で陽性の場合、その後の確定検査(羊水検査や絨毛検査)の費用を全額負担
- 認定遺伝カウンセラーが在籍しており電話相談ができる
- 1回の来院のみで採血が可能
ミネルバクリニック
日本一正確性の高いNIPT検査を実施。臨床遺伝専門医の女性医師が一貫して対応してくれます。土日祝日も診療可能、当日予約も可能!子ども連れでも検査が受けられます。
国内唯一の最新出生前診断スーパーNIPTを受けるなら「ミネルバクリニック」ミネルバクリニックのオススメポイント
- 「医療用」検査機器による高精度NIPT検査
- 100以上の病気のリスク・男性側の精子の異常からくる44の疾患のリスクを検査
- デノボ検査を受けられるのは日本でミネルバクリニックのみ!
- 妊娠6週目の早期から検査可能(大体の検査期間は9週以降)
- 陽性の場合、羊水検査費用を互助会より全額負担(※8,000円の互助会費用の支払いあり)
MYメディカルクリニック
陰性一致率99.9%以上の高精度の検査が可能なMYメディカルクリニック。事前相談はもちろん、アフターフォローもしっかりしています。
新型出生前診断 NIPT検査の妊婦集客プロモーション【MYメディカルクリニックLP用】MYメディカルクリニックのオススメポイント
- 偽陽性例なし(現時点)、陰性一致率99.9%以上!
- 全ての染色体(性別判定含む)が検査可能
- 当日予約・当日検査ができる
- 妊娠10週目から検査可能
- 陽性の場合、NIPT検査費を上限として補助(検査申込みも実施)とアフターフォローが手厚い
DNA先端医療株式会社
全国90医院以上で受けることができ、検査は10mlの採血のみで母体への負担が少ないのが特徴です。先進国の最新技術に基づいて行う検査は世界最高水準の検査精度です。
DNA先端医療株式会社のオススメポイント
- 日本全国お近くの医院で検査が可能
- 当日予約・当日検査ができる
- 陽性の場合、羊水検査の費用を全額負担
- 認定遺伝カウンセラーとの相談が何回もできる(来院不要)
愛育クリニックのNIPT(新型出生前診断)+胎児ドックレポまとめ
2024年春に受けた愛育クリニック(愛育病院)でのNIPTと胎児ドックのレポートを紹介しました。1時間半弱かかるため、時間に余裕を持ち、体調が落ち着いているときに行けると良いと思います。
少しでも参考になっていれば嬉しいです★