妊娠中は、思いもよらないトラブルに遭遇することがあります。中でもリスクの高いものが「切迫早産」だそうです。
私も妊娠22週のときに、お腹の張りを感じ、かかりつけの産婦人科へ受診したところ、「切迫早産」と診断され、そのまま3ヶ月入院しました。
入院してすぐはお金のことで心配になり、眠れない日もありました。どれくらい入院になるのか、仕事も行けなくなり無収入になるうえに、入院費はどれくらいかかってしまうのかと、頭でいっぱいでした。
ですが、実際は儲かる結果に！！！！
切迫入院中の方はとても気になることだと思うので、実際に私が3ヶ月でかかった入院費用を例として公開いたします。申請した制度や、保険についても併せて紹介いたします。
- 正社員で勤務
- 高額療養費制度の上限は57,600円
- 産院は個人病院のクリニックで全室個室（NICUなし）
- NST（ノンストレステスト）は1日2回
- 入院期間は91日間（一度退院し、5日で再度入院しました）
切迫早産の入院は儲かる？実際にかかった合計金額
| 12月（7日間） | 78,280円 |
| 1月（27日間） | 208,100円 |
| 2月（28日間） | 218,220円 |
| 3月（29日間） | 216,280円 |
| 合計 | 720,870円 |
※あくまで私の場合の話になりますので参考の一つとしてください。
91日間の入院で72万円ほどかかりました。
高額療養費制度が使えるので、短い期間入院するよりも、1ヶ月入院した方が割安になります。
産科のクリニックで全室個室・衣服貸し出しだったこともあり、個室料や衣服料がプラスされており、総合病院等に比べて高くなっているかと思います。
また、産院によって1日に行うNST（ノンストレステスト）の回数が異なります。NSTの回数や何回まで保険適用なのかで金額はだいぶ違ってくると思います。
切迫早産の入院は儲かる？使用した制度はこちら！
切迫早産の入院でも使える制度はたくさんあります。金銭面や仕事について不安が沢山あると思うので、積極的に使って少しでも安心して過ごせるようにしましょう✨
妊婦健康診査受診票
自治体より配布される妊婦健診の費用を一部負担してくれるクーポン券です。
切迫早産で入院していても、妊婦健診が行われます。その際にはクーポン券を使用して助成を受けることができました。
高額療養費制度
高額療養費制度とは…
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が１か月（歴月：１日から末日まで）で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度のことです。
医療費の部分での限度額になるので、個室代・食事代・保険適用外の検査は自己負担になります。
私の場合には年収が370万以下でしたので、医療費の部分に関しては57,600円以上はかかりませんでした。
入院中の支払い前に「限度額適応認定証」を病院に提出すれば、適応した金額での支払いになります。
限度額適応認定証は保険協会のHPより行うことができますが、会社の総務に問い合わせするのが良いかと思います。
私の場合は、会社の総務へお願いし、1週間程度で届きました。
傷病手当金
正社員で勤務しており、入院中は働くことができず、有給休暇もなくなってしまいました。その為、傷病休暇を使用し、その期間は傷病手当金を頂くことができました。
傷病手当金は合計で17万円ほど給付がありました。働いておらず迷惑をかけてしまっているのにも関わらずお金を頂けて、大変申し訳なく思いました。
切迫早産の入院は逆に儲かる！？
切迫早産の入院は医療保険に入っている場合、逆に儲かることもあります！
独身の頃から、「第一生命」と「県民共済」の医療保険に加入していました。切迫早産の入院を経て、本当に入っていて良かったと心から思いました。
切迫早産入院時の保険金の合計額
第一生命保険の場合
入院の場合、5万円給付＋1泊につき15,000円給付されるものでした。
91日間の入院で、なんと141万円ほど給付されました。
入院費用の2倍….第一生命様様すぎました！！！！
県民共済の保険
入院の場合、1泊につき2,250円給付されるものでした。
91日間の入院で、20万円ほど給付されました。
切迫早産の入院費用を超える結果に
合計で161万円給付され、入院費用を超える結果になりました。働けないため、傷病手当金以外の収入がなかったため、大変助かりました。
普段、保険料は高いなと思いながら何かあった時のために！と保険に入っていましたが、医療保険は入っておいて本当によかった！と再認識しました。
切迫早産の入院中にしたいこと
切迫早産の入院中は暇なので、学資保険の検討と内祝いを決めておくことをおすすめします！
学資保険の検討
学資保険は、子どもの教育費を準備するための保険で、計画的に教育費を積み立てて必要な時期に合わせて満期保険金を受け取ることができます。
たくさんの保険会社でメニューがあり、難しそうだったので、保険会社で資料を請求し検討しました。
学資保険の積立は早めに始めた方がいいとは思うのですが、出産後は検討する時間がないと感じたので、入院中にゆっくり考えることができて良かったです。
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内祝いの検討
赤ちゃんが生まれてお祝いを頂くと思いますが、産後に探すのはとても大変なので出産前にある程度リストアップしておくと、あとあと楽です。
三越・伊勢丹とコラボしているため、品揃えと商品の質が高いです。
内祝いと一緒に、出産と赤ちゃんの名前を報告できる写真入り命名カードがおすすめです！
可愛いデザインが多く親族からとても好評でした。
登録すると500円引きクーポンプレゼントや、出産内祝いを購入するとベビーグッズプレゼントなど、お得なキャンペーンがたくさんあります。
切迫早産の入院は儲かる？まとめ
切迫早産の入院は医療保険次第でプラスになることがあります。しかし、今回のケースは私の場合になります。病院の制度などにより金額が異なる場合もあるるので、一つの参考として捉えていただけると幸いです。
- 切迫早産入院91日間の合計費用は72万円程
- 入院したらすぐに高額額療養費制度の限度額認定証を申し込みましょう！
- 医療保険で161万円給付され、入院費よりだいぶプラスに
- 医療保険がかなり重要なことが再認識できた
保険の見直しをしよう
私は社会人になり、すぐに保険に入りましたが、妊娠前に保険の見直しを行い、コースを変えたばかりでした。
そのおかげで保険に助けられる結果になりました。
保険は保険会社の商品なので、新しいコースがたくさんできます。見直しは一日でも早い方が良いので、ぜひご検討くださいね。
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