離乳食で1番多い悩みは離乳食を食べてくれないこと。食べない子は珍しくありません。原因が分からず、悩んでしまうママさんも多いと思います。
出口の見えないこの悩みを少しでも解決できるよう、同じく悩んだ経験のある管理栄養士ママが試した10つの方法をご紹介します。
形状を戻す(小さくする・とろとろにする)
形状を進ませたタイミングで、いつも食べていたものと違う!と嫌がることが多いそう。
進ませたばかりの時には、前の形状に戻し、しばらくしたらまた進めるといった方法を行いました。
特にお粥は粘度が高くなるとネチョネチョとした食感が嫌で食べない子が多いようです。
焦る必要はないので、一度少し前に戻り、赤ちゃんに合わせて進めるようにできたら良いですね。
形状を進める(大きくする・固くする)
月齢が上がると、噛みごたえがないものを食べるのを嫌がる子が出てくるそうです。野菜に関しては思い切って形状のサイズを大きくしてみました。
食べてくれるものもあったのでチャレンジするのも良いかと思います。
※赤ちゃんが食べる様子をよく見て窒息などには十分に気をつけてください。
調理方法を変える
例えば電子レンジで加熱して使っていたものを、食べてくれなければ、鍋で「煮る」に変更しました。煮ることで繊維から柔らかくなるため、良く食べてくれるようになったものもありました。少し手間がかかりますが、食べてくれるなら良いですよね。
茹でる・電子レンジ・蒸すなどで食材によっては食感や甘味が変わりますので、調理方法を変えてあげてみてください。
こういった電子レンジで本格蒸し野菜ができるものもおすすめです。
苦手なものは避ける
大人でも苦手なものがあるように赤ちゃんも好き嫌いはあります。
嫌がるものをあげて、他のものまで食べてくれなくなるのであれば、好きなものをあげて食べてくれた方が良いです!(親のメンタル的にも断然良いです。)
嫌がるものを食べさせたい場合にはしばらくしてからまたチャレンジすれば良いと思います。
味や風味をつける
赤ちゃんも味や風味があった方が食べやすく、食いつきが良くなります。
だしや、ベビーフードを有効活用して少しずつ味付けして良いと思います。味付けが濃すぎると味の薄いものを食べるのを嫌がるようになってしまうので濃すぎないように気をつけましょう。
だしに関してはこちらを使用していましたがすごくおすすめです。
美味しそうに食べる様子を見せる
一緒に食べて、美味しそうに食べる様子を見せたら食べてくれることはよくありました。
1歳の今でも、家族で一緒に食べた方が沢山食べてくれます。大人と同じように赤ちゃんも楽しい雰囲気で食べられた方が食も進むようです。
食べる時間を変える
お昼寝やミルク・母乳の前後で時間を変えたらお腹の空き具合が変わり、食べてくれることがありました。
ただ、お昼寝や外出などの関係もあり、時間の管理は難しかったです。
市販の離乳食をあげる
親の手作りは食べないのに、市販の離乳食は良く食べてくれる!なんで良く言いますよね。
市販品を食べてくれるのであれば、親の手間が省けると思って、市販品を食べさせていいと思います。
お粥の代わりにはライスシリアルがおすすめです。
また、ご飯や野菜に市販品をかけてあげると良く食べてくれました。市販品は有効活用しましょう。
椅子を変える
赤ちゃんは食べるために足が床についていないと舌や歯茎、あごの力をうまく入れることができないそうです。
もともとインジェニュイティを使用しており、お座りが安定しきっていない離乳食初期から使えて掃除もしやすくとても便利でした。
ただ、足が浮いてしまうため、足のつくハイチェアに変えたところ、驚くくらい食べるようになりました。
ハイチェアは安いものではないですし、場所も取るのでで買うには勇気がいるかもしれませんが、長く使えるものであれば買ってしまって損はありません。
足のつくローチェアもあるので各家庭に合わせて検討してみてくださいね。
食べなくてもそのうち食べると諦める
赤ちゃんの頃に食べなくても、そのうち食べてくれる時期が来るはずです。
赤ちゃんによって違うので、焦らずに!イライラする方が損になるので、食べてくれたらいいや!の精神でいることが大事です。
私の子どもも食べてくれない時期は本当に悩んで離乳食の時間が憂鬱でした。ミルクや母乳が飲めていて、成長曲線内で体重が増えていれば問題ないかと思います。
こちらの本を読んで、「小児科医のママさんでも悩むんだ」と気持ちが楽になりました。食べてくれなくて悩んでる方、離乳食に不安のある方、離乳食始める前の方は読まれることをおすすめします。
まとめ 1歳になったら食べるようになる?
以上の10つを試してみました。どれも試してみて効果がある子、ない子、様々だと思いますが、よろしければ試していただければと思います。
よく、1歳ごろになれば食べるようになるよと言われることがあるかと思います。実際に私の子どもは1歳を過ぎた頃から食べるようになってくれましたが、子どもによると思います。
また、離乳食を食べない子に対しては10つ目の親の考え方が1番重要だと思っています。悩みすぎず、まぁいいや!の精神でのぞみましょう、
皆さんの離乳食が少しでも楽で楽しい時間になりますように!