子どもが1歳を過ぎると、そろそろ指差しするかな~?と気になる時期になりますよね。
まだ話せない赤ちゃんにとって、「指差し」は大事なコミュニケーションツールとなり、話始める前兆ともいわれているようです。
1歳半検診では、指差しができるか確認を行う自治体も多いようです。
赤ちゃんの成長は様々で個人差が大きいと言われているため、できなくても問題はありませんが、親としては気になることかと思います。
この記事では娘に読んで、実際に指差しが上手になった本を紹介いたします。
赤ちゃんの指差しとは?
赤ちゃんの指差しが始まるのは、生後8〜10ヶ月頃と言われています。
指差しには「自発の指差し」「要求の指差し」「共感の指差し」「応答の指差し」といった段階があり、成長時期に従って指差しの意味が変わっていきます。
興味の指差し(生後10~11か月頃)
なにかを見つけたとき、興味があるものを指で差すようになります。
要求の指差し(1歳頃)
自分の要求を、指さしすることによって伝えるようになり自我がでてきます。
共感の指差し(1歳頃)
要求の指差しとともに出てくるのが、共感の指差しです。自分が興味があるものを相手にも見てもらいたい、共感して欲しいという気持ちのときに行う指差しです。
自分の気持ちを指差しで相手に伝えるというコミュニケーションのひとつと言えます。
応答の指差し(1歳半頃)
「●●はどこにある?」「●●はどれかな?」などの質問に、指差しで答えることを応答の指差しといいます。
この指差しは物を理解していること、コミュニケーションが取れることのどちらも重要となります。
1歳半検診での指差しチェックとは?
1歳半検診ではほとんどの自治体で保健師さんによる指差しのチェックがあると言われています。
1歳半検診での指差しチェックは「応答の指差し」のチェックになります。
娘の時にも、色々なイラストが書かれているカードを見せられ、「●●はどこかな~?」という問いかけがあり、指差しで答える形式でした。
電車・車・犬・猫・アンパンマン・バイキンマン・トーマス・しまじろうなどありましたよ~!
指差しの練習におすすめの絵本(10か月~1歳半)
指差し練習①きんぎょがにげた(五味太郎)
絵本のタイトル通り、きんぎょがにげるお話で、ページの中できんぎょが逃げて隠れています。
どこに逃げた?と読みながら、きんぎょを指差しして読んでいたら、娘も一緒に指差しして教えてくれるように。娘はこの本で応答の指差しができるようになりました。
一時期とてもハマり、一日に5回以上読む時期もありました。
昔から親しまれている、有名な本ですが、本当に子どもに好まれる本なんだな~と実感しました。
きんぎょ以外にも、花・動物・フルーツなど身近なものの絵がたくさん描かれています。
指差し練習②どこかな どこかな?(今福理博)
発達心理学を専門とした今福さんの指差しに特化した「赤ちゃんがみるみる言葉を覚える本」です。
絵があたたかくとてもかわいい!優しい色使いがされている本です。
生活の中で身近にあるものがたくさん描かれており、「●●どこかな~?」という文章が多いのですが、ほかのものを聞くこともできますし、親子で楽しみながら言葉を覚えられます。
クイズのような感覚でとても楽しい絵本で、娘のお気に入りです。
指差し練習③はじめてのずかん900
指差しというよりは言葉を覚えるのに良い図鑑になりますね。
親が「●●はどこかな~?」と聞いて、子どもに指差ししてもらうこともできるし、子どもが興味を持って指差ししたものを「〇〇だね~!」と共感することもできる色んな面で発達に良さそうな本だなと思ってます。
これまでもお世話になってるし、これからもお世話になる予定!!
発達を考えるならこどもチャレンジもおすすめ
【こどもチャレンジ】も成長に見合ったプログラム。
おわりに
指差しを促せる本を3冊紹介しました。
娘もお気に入りの大好きな本で、どの本も口コミもよく人気の本なのでぜひ試してみてくださいね。
- きんぎょがにげた
- どこかな どこかな?
- はじめてのずかん900